Planet Pharma Solutions

Submission Ready作業を丸ごと自動化。
チェックから結合・目次挿入まで一括で実行

PharmaDoc SRFlowは、Submission Ready(SR)化のPDFチェックおよび製本・加工作業を、定義済みプロファイルに基づき完全自動で実行できるサーバー型システムです。LeafCheckerとPublisherエンジンを活用し、ファイル名・フォント・リンク・しおり・画像など多項目を一括点検。ブラウザで操作可能なためAcrobat不要。クラウド提供も予定され、メディカルライターなど非専門担当者でもSR化作業が可能になります。

製品の特徴

特長

プロファイルによるSR化作業

  • あらかじめタスクのフローを定義したプロファイルを作成しておけば、その後は作業したいファイルとプロファイルを指定するだけでSR化作業が自動化されます。
  • SR化作業担当者のノウハウや属人的な作業をプロファイルに取り込むことで担当者以外の、例えばメディカルライターが文書を作成し、そのまま文書をSR化出来るようになります。
  • プロファイルの作成は当社がサポートします。

プロファイル

タスク1 チェック処理
  • ページサイズチェック
  • しおりチェック
タスク2 製本・加工処理
  • ファイル結合
  • 目次作成
  • Web最適化
タスク3 チェック処理
  • ファイルサイズチェック

実績のあるPharmaDoc製品のエンジンを使用

  • チェック処理はPharmaDoc LeafCheckerのエンジンを使用しています。
  • 製本・加工処理はPharmaDoc Publisherのエンジンを使用しています。
PharmaDoc SRFlow
PharmaDoc LeafChecker
  • 約70種類のチェック項目
  • チェック結果のレポート出力
  • eCTD規格に準拠した品質チェック
  • 各社のリーフファイル仕様に合わせたチェック
PharmaDoc Publisher
  • 複数のPDFを結合し1つのPDFファイルを作成
  • しおりの結合、しおりレベルの補正
  • 目次の自動作成
  • ページサイズの統一化、コンテンツの縮小

サーバー上で動作する製品

  • pharmaDoc SRFlowは全てサーバー上で処理を行うため、クライアントへ特別なソフトウェアをインストールする必要がありません。
  • クライアントにAcrobatは必要ありません。
  • クライアントはブラウザだけで作業ができます。
  • PharmaDoc SRFlowは当社クラウドサービスでの提供を予定しています。

チェック

チェック内容
ファイル関連ファイル名、PDFバージョン、PDFの開き方、Web最適化など、PDFに関するチェック
ページ関連ページのサイズ、回転情報、余白領域など、PDFのページに関するチェック
フォント関連使用しているフォント名、色、サイズやフォント埋め込みなど、PDFのフォントに関するチェック
しおり関連しおりの作成階層、表示階層、しおりリンク切れ、飛び先のズーム設定維持など、PDFのしおりに
関するチェック
リンク関連リンクのテキスト及び枠の色、リンク切れ、飛び先のズーム設定維持など、PDFのリンクに関する
チェック
画像関連画像の解像度、圧縮形式、ICCプロファイル埋め込みなど、PDFの画像に関するチェック

製本・加工

製本・加工内容
製本・しおり複数のPDFファイルと各しおりを結合し、 製本化したPDFが作成できます。
また結合したしおりについては、作成階層、表示階層、 図表しおり作成などの整形を行うことが
できます。
目次作成PDFを製本化する際に、 各PDFのしおりから目次ページを自動的に作成して、指定の場所に追加
することができます。
目次ページの作成階層、 リンク枠のスタイル設定などを指定することができます。
ヘッダー/フッター設定製本化したPDFのヘッダーやフッターに文字やページ番号などを配置することができます。
ページサイズ変更PDFのページサイズをA4またはLetterに変更することができます。
また、ページ内のコンテンツを縮小して余白領域を確保することができます。
画像圧縮形式の変換PDF内のカラー画像、 グレースケール画像、 モノクロ画像の圧縮形式を変更することができます。
(カラー画像、グレースケール画像は「JPEG2000」 グレースケール画像は「JBIG2」 など変更が
可能)
リンク自動変換PDF内であらかじめ青色などに設定している文字列をリンク枠に変換し、同じしおり名の飛び先に
設定することができます。
PDFバージョン変更PDFのバージョンを1.4~1.7に変更することができます。
Web最適化Web最適化PDFに変更することができます。

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開発者インタビュー

なるべく使いやすいUIにできるように心がけました!

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開発でどんなことに携わりましたか?

モック作成から製品版リリースまでのフロントエンドを担当しました。また、技術検証やライブラリ調査等も行っておりました。

開発で大変だったことはなんですか?

経験のないフレームワークや言語を使用して開発を進めていたため、実装しながら開発していくことが大変でした。
なるべく使いやすいUIにできるように心がけて実装しました。

開発中、うれしかったこと、やりがいを感じたことなどはありますか?

アプリケーション開発自体が初めてだったので、分からないことも多くありましたが、無事に製品としてリリースできた時は嬉しかったです。

現場で本当に役立つツールになることを目指して、日々改良を重ねています!

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開発でどんなことに携わりましたか?

当製品の開発初期には、主にデータベースまわりの機能開発を担当していました。
その後、システム全体のテスト業務を担うようになり、現在では製品全体の仕様策定や設計にも携わっています。
最近はあまり開発に携わる機会がなかったので、久しぶりに実際に開発を担当できたこと自体が、とても嬉しかったです。

開発においてこだわった部分や特に頑張ったこと、大切にしていることはなんですか?

マルチテナント構成を意識した設計・開発に力を入れました。
具体的には、データベースをお客様ごとに物理的に分けて運用できるようにし、それぞれの環境で利用できるよう工夫しています。

今後、この製品にどうなっていってほしいですか?

本製品は、スタートしたばかりの製品ですが、現場で本当に役立つツールになることを目指して、日々改良を重ねています。
製薬企業様にとって、Submission Ready化作業に欠かせない存在となり、業務効率や品質向上に貢献できる製品へと成長していってほしいと考えています。
使ってくださる方の声を大切にしながら、丁寧に育てていきたいと思います。

自社の開発における、変更などの判断のスピード感にはいつも驚いています!

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開発で大変だったことはなんですか?

自社には既に貴重な資材が存在しているため、保守性/移植性に気を付けています。
具体的には、チェック/編集ライブラリ共に、Acrobat SDKを利用した既存製品を別のSDK(PDFLibrary)に変えて実装しましたが、どのようなビルド方法でも動作するよう、可能な限り共通化しています。 また、チェック機能ライブラリについては、Web API対応する際に移植性も考慮してシステムを構築するのに苦労しました。

開発中、うれしかったこと、やりがいを感じたことなどはありますか?

前述のシステム構築の際に、検討かつ提案をさせてもらえたところです。
この製品に限った話ではないのですが、方向性やシステム等、変更の判断のスピード感にはいつも驚いています。
このスピード感は弊社ならではの強みだと思います。

今後、この製品にどうなっていってほしいですか?

これまで弊社がクライアント製品としてリリースしてきた製品の機能を流用しており、安心感と利便性を感じて多くのお客様が使用される事を願っております。

製品の導入やご相談はこちらから!お気軽にご相談ください。

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動作環境

PharmaDoc SRFlow 1.1.0

項目動作環境
サーバー環境Windows Server 2022
Microsoft .NET Core 7.0
Microsoft .NET Framework 4.8
Microsoft Visual C++ 2015-2022 再頒布パッケージ (x86/x64)
Adobe PDF Library 18.0
クライアント環境Windows 10, Windows 11
Microsoft Edge, Google Chrome

※PharmaDoc SRFlowは、プラネットファーマソリューションズ株式会社の登録商標です。
※記載の社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
※Adobe PDF Libraryをご使用の際には、「Adobe PDF Library OEMサブライセンス契約条項」に準拠にしてご使用下さい。

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