クライアント向けレポートパブリッシングツール PharmaDoc ClientPublisher 2.0をリリースしました。
新機能
- 見出ししおりと図表しおりが混在しているPDFファイルからの図表しおり整理機能
- ドキュメント in ドキュメント機能
- 目次ページ内の改ページ指定機能
PDFMakerでPDFファイルを作成すると本文中の図表番号のしおりが,見出ししおり内に作成されます。このように見出ししおりと図表しおりが混在しているPDFファイルから,図表しおりを抽出することができます。抽出した図表しおりから図表目次を作成することも可能です。
従来のClientPublisherでは全てのPDFファイル内に存在する図表しおりを集約するため,特定のPDFファイルに含まれている図表しおりを集約しないようにすることが出来ませんでした。バージョン2.0では,この【ドキュメント in ドキュメント】機能を使用することで,特定のPDFファイル内の図表しおりは集約せず,1つの文書のまま維持することが出来るようになります。
従来は目次作成において、2行にまたがる文字列の2行目で改ページされてしまったり,図目次のタイトルだけが出力され,目次エントリが次ページに出力されてしまったりと,目次が意図しない改ページとなるケースがあります。そのような場合に改ページを特定のエントリで指定出来るようにしました。これによって図目次や表目次をページの先頭から作成することができるようにしました。
強化した機能
- 目次作成機能の強化
- しおり編集機能と目次編集機能の強化
項番と文字列の間にタブを入れることが出来るようになり複数行にまたがる目次のインデントをそろえることが出来るようにしました。この機能強化により,さらにきれいな目次ページを作成することが出来るようになります。
しおり編集機能と目次編集機能の強化を行いました。この機能強化により,しおりエントリと目次エントリを分離して編集することが出来るようにしました。